コールセンターSVに向いてる人|現場で見抜ける5つの行動

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コールセンターSVに向いてる人を現場の5行動で見分ける記事のアイキャッチ
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SVの打診はうれしい。でも、クレームも数字も年上の人も、私に背負える?

コールセンターSVの向き不向きは、話のうまさだけでは決まりません。結論から言うと、人を通して結果を出す5つの行動が勤務中に出ているかで見分けます。

先に答え
  • 困っている人を見つける
  • 起きた事実とつらい気持ちを分ける
  • 優先順位を決める
  • すぐ答えられなくても返答期限を言う
  • 他人の成功を喜べる

5つ全部が完成している必要はありません。今ある強みと、後から補えるスキルを分けるのが先です。

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判定見るものと結論
今ある強み勤務中の5行動。○の数で合否を決めず、実際に出た行動を打診の判断材料にする
補える部分数値管理・指導・判断。苦手だけで断らない
職場条件研修・権限・相談先。欠けるなら職場条件を疑う
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SVの席で何が同時に起きるかを先に知りたい人へ。

参考記事:コールセンターSV・管理者あるある|両方やった14年目の本音

私は元コールセンターSV・営業マネージャーです。現場管理14年、部下延べ1,000人超、常時約50席と配下SV約10名を見てきました。打診された側の怖さも、昇格を決める側で実際に見ていた点も、きれいごと抜きで書きます。

プロフィール(著者情報)

かなめ/コールセンターSVの教科書 運営。元コールセンターSV・営業マネージャー。

コールセンターでSVと営業マネージャーを合わせて14年。営業マネージャーとして常時およそ50席・配下のSV約10名を見てきました。これまでの部下は延べ1,000人以上です。その管理者の側から、「そのきつさは本人のせいか、センターの仕組みのせいか」を切り分けて書いています。

当サイトの記事は、日本コンタクトセンター協会:コンタクトセンター企業 実態調査、厚生労働省:管理監督者の範囲の適正化、厚生労働省:カスタマーハラスメント対策の指針、厚生労働省:職業紹介事業に係る法令・指針、e-Gov法令検索:職業安定法 等の公的データ・業界団体の調査と、運営者自身のコールセンター管理者としての実務経験、編集方針に基づくものです。

目次

コールセンターSVに向いてる人は5つの行動でわかる

SV向きの5つの行動

コールセンターSVの適性は、性格診断より日々の行動に出ます。

私が昇格判断で見ていたのも、個人成績だけではありませんでした。

非公開とした2社を除いた66社の内、「スーパーバイザー」は87.9%、「コミュニケーター・オペレーター」は72.7%に不足感があった。

引用:一般社団法人日本コンタクトセンター協会「コンタクトセンター企業 実態調査」

回答は会員109社のうち68社で、センター運営を請け負う会社が対象です。

SV不足を感じる会社が9割近い。欠員を埋めたい会社の都合と、あなたの適性は切り離して考えます。

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勤務場面向く行動自分の実例判定
保留・手上げ質問を待たず詰まりを見つける(記入)○・△・×
クレーム・相談事実と気持ちを分ける(記入)○・△・×
依頼が重なったとき優先順位を決める(記入)○・△・×
すぐ答えられないとき返答期限を言葉にする(記入)○・△・×
仲間が成果を出したとき他人の成功を喜べる(記入)○・△・×

困っている人を見つけて事実と感情を分けられる

向いてる人は、「質問されたら答える人」より一歩早く動きます。

保留が長い、表情が固い、応対時間が伸びた。小さな変化から詰まりを拾います。

ただし、相手の気持ちに引っ張られるだけでは、次の手を決められません。

相談を受ける順番
  1. 起きた事実を聞く
  2. つらかった気持ちを受け止める
  3. 顧客や運営への影響を分ける
  4. だれが何をするかを決める
観察から改善へ

業界団体のSV向け研修も、モニタリング、改善策の検討、フィードバックを一連の実務として扱います。共感で終わらず、観察を次の行動へ変えるのがSVの仕事です。

かなめ

私が見ていたのは、質問対応や周囲への声かけが自然に出ているかでした。愛想のよさだけでは、ここは決められません。

優先順位と返答期限をその場で言葉にできる

SVの席には保留やエスカレーションが重なります。欠勤連絡と数字の確認も同時です。

全部を同時に終わらせる力ではなく、順番をつける力が必要です。

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見る順番確かめること言葉にする例
1人命・安全・大きな顧客影響「先にこの件を引き取ります」
2影響する人数と業務の停止「全体の案内を先に出します」
3すぐ答えられない件「確認して○時までに返します」
優先順位の土台

スーパーバイザーの仕事術は、目標と現状の差を洗い出し、「先読み力」で改善策を考える内容を扱っています。

次にどこが止まるかを見て順番を決める。この先読みが、依頼の重なるSV席で効きます。

正解の即答より、「止めない返し方」ができる人のほうが管理の土台は強いです。

かなめ

すぐ答えられないのは普通です。黙ることのほうが怖いんですよ。

コールセンターリーダー向きは他人の成功を喜べる

コールセンターリーダーに向いている人にも、質問対応や周囲への声かけが自然に出る特徴があります。

私が昇格を決める側だったときも、個人成績だけでは決めませんでした。

昇格判断で実際に見ていたこと
  • 質問対応
  • 周囲への声かけ
  • 勤怠
  • 感情の安定
  • 他人の成功を喜べるか

トップオペレーターがトップSVになるとは限りません。

かなめ

個人成績だけで決めず、質問対応、周囲への声かけ、勤怠、感情の安定、他人の成功を喜べるかを見ていました。

自己判定表の「自分の実例」を埋めます。エピソードが出ない項目は、次の勤務で実例が出るかを観察します。

コールセンターSVに向いていない4行動は直せる

SVでつまずく4行動と直し方

向いていないように見える4行動は、人格の欠点ではありません。表の右端にある行動を1つ試し、変えられるかを見ます。

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起きること周囲への影響次の勤務で変える1手
全部を抱え込む質問と処理がSVに集中する1件だけ担当者へ戻す
自分の正解を押す部下が次も自分で考えない先に「どうする?」と聞く
感情で指示が変わる報告する側が迷う事実を復唱してから決める
返答期限を言わない相手が次の動きを決められない「○時までに返す」と言う

抱え込む人と自分の正解を押す人はチームが止まる

私は、個人成績が非常に高い人をSVへ上げたことがあります。

その人は自分と同じ水準を全員に求め、できない人を理解できませんでした。

結果として、本人も部下も苦しくなりました。その昇格判断は、私の反省点です。

抱え込みに心当たりがあるなら、次の1件で答えを全部言わず、相手の考えを聞きます。

かなめ

昇格させた側の見落としでした。成績の高さだけでは決められません。

感情で指示が変わる人はメンバーが報告できなくなる

基準を揃える理由

忙しさや相手によって基準が変わると、報告する側は正解が分からなくなります。

「冷静な性格」を作る必要はありません。感情と判断を分ける手順なら作れますよ。

必要以上に長時間にわたる厳しい叱責、他の労働者の面前における大声での威圧的な叱責など、態様や手段が社会通念に照らして許容される範囲を超える精神的攻撃

引用:厚生労働省「業務による心理的負荷評価表」

威圧的な叱責と、基準を揃えるための指導は別物です。

判断前の3動作
  • 報告された事実を復唱する
  • 運用ルールと照らす
  • 前回と違う判断なら理由を伝える

うまくいかない日ほど、人を責める前に仕組みを整えます。

返答期限を言わない人は正解より先に信頼を失う

その場で答えられないこと自体は、不向きの証拠ではありません。

問題は、「確認します」で会話を終え、相手を待たせたままにすることです。

返答の最小セット
  • 何を確認するか
  • だれに確認するか
  • いつまでに返すか

日本コンタクトセンター教育検定協会の公式テキスト・認定教材も、管理者に必要な知識とスキルを学習対象にしています。返し方は生まれつきの性格ではなく、変えられる管理行動です。

かなめ

4行動から自分に近い1つを選び、次の勤務で表の右端の行動を1回試します。

着任後の評価が怖い人は、評価より先に直す順番を確かめられます。

参考記事:コールセンターSVが使えないと悩む人へ|続けるか決める4項目

かなめ

苦手が見えたら、まず直す行動を1つに絞ればいいんです。

コールセンターSVのスキルは3つなら後から補える

後から補える数値管理・指導・判断
後から補える3スキル

コールセンターSVに向いてる人でも、数値管理、フィードバック、エスカレーション判断は後から練習できます。教えれば変わる部分まで「向いていない」で切るのは早計です。

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不安なスキル最小の練習上司へ頼む支援できた判定
数値管理1指標の前日差と理由を言う読み方を1回見てもらう数字と現場事実を結べた
フィードバック1件で1点だけ返す同席後に言い方を見てもらう相手が次の行動を復唱できた
判断決める範囲と上げる条件を分ける権限の境界を聞く条件に沿って上げられた

数値管理は1指標の前日差と理由から始める

KPIを一度に覚えようとすると、数字の記憶だけで終わります。最初は応答率、AHT、品質など、自分の現場で優先する1指標に絞ります。

指標管理やモニタリングを通じて、品質や効率性のパフォーマンスを満たすプロセスを実施、継続する

引用:日本コンタクトセンター教育検定協会「CMBOKの各分野」

数字の上下だけでなく、現場で起きた事実を添えるのが基本です。

「AHTが伸びた。問い合わせ内容の変化があった」なら、数字を責める材料にせず、改善の入口にできます。

かなめ

数字が苦手なら、適性より先に「どの指標を、どう読むか」を教われるか見ます。

かなめ

数字の暗記より、増減の裏で何が起きたか。私はそこを見ます。

指導は事実と影響と次の1行で伝える

指導であれもこれも話すと、相手の次の行動がぼやけます。1件のモニタリングで1点に絞ると、次に変えることが明確です。

抽象的な説明ではなく、数値や具体的な行動事実を引用しながら丁寧に説明する

引用:厚生労働省「フィードバック(面談)による人材育成」

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順番内容例
事実観察した行動「案内前の確認が抜けていた」
影響顧客・品質・運営への影響「案内のやり直しが発生した」
次の1行次回の行動「次は確認項目を指差ししよう」

相手が次の行動を自分の言葉で復唱できたら、「伝えたつもり」を減らせます。

かなめ

長く話すより、次の1回で何を変えるかを残すほうが大事です。

判断は自分で決める範囲と上げる条件を先に聞く

判断前に確かめる2点

判断に迷うときは、決めてよい範囲と上位者へ上げる条件の確認が先です。

CMBOK用語集では、エスカレーションを案件の引き継ぎと定義しています。対象は、自分の対応範囲を超えた場合です。

私がなりたてで間違えた判断

私がSVになったのは25歳くらいです。10歳・20歳上のオペレーターを管理することも普通にありました。

SVになって2か月くらいで、クレーム対応でお客様に譲歩しすぎました。その判断は社内ルール上できない内容でした。

後から訂正し、さらに怒らせてしまいました。

以後の決め事は「できるか確認してから約束する」です。

スキルは「知っているか」ではなく、失敗の後に行動を変えられるかで育ちます。

3つから一番不安なスキルを選びます。次の一歩は、上司へ「次の勤務で1件だけ見てもらえますか」と頼むことです。

かなめ

一気に全部は無理です。私も、判断を誤った後に1つ変えました。

コールセンターSVの適性では変えられない職場3条件

研修・権限・相談先の職場3条件

コールセンターSVに向いてる人でも、研修・権限・相談先がない職場は消耗しやすい環境です。本人の適性と、会社が用意する条件を混ぜてはいけません。

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本人が練習できること会社が用意すること欠けたときの判断
同席後の実践研修担当、同席機会、振り返り教わる前に不向きと決めない
条件に沿った判断自分で決めてよい範囲責任と権限が釣り合うか見る
早めの報告二次対応や人員判断の相談先本人の根性で解決させない

研修や同席がないなら未経験の苦手とは判定できない

私のSV研修と引き継ぎは、まったくなかったわけではありません。

現場で覚えたこと

教わったのは、システム操作や帳票です。一方で、部下が泣いたときや、ベテランが指示を聞かない場面は現場で覚えました。

数字未達で上司から詰められたときの向き合い方も同じです。

私は社内で、SV業務に関わる研修をかなり受けました。

受けた研修
  • SV研修・コーチング・労務管理
  • ハラスメント・個人情報保護・品質管理
  • クレーム対応・コンプライアンス

実務で特に役立ったのは、面談とフィードバックの研修です。向いている人でも、教わらずに全部やれと言われたら詰まります。

職場内で上司や先輩が、具体的な職務を通じて職務に必要な知識、技術、態度などの指導を行う方法

引用:厚生労働省「研修の企画・展開の手引き」

OJTは、仕事をやらせて合否を見るだけではありません。具体的な職務を通して教える方法です。

現SVへの同席、1件のモニタリング、1回のフィードバックを頼めるか確かめます。

適性があっても受けないほうがいい職場条件は、次の記事で分けています。

参考記事:コールセンターSVはやめとけ?半分正解|避けるべき職場の5条件

かなめ

引き継ぎの有無より、判断場面まで教えてもらえるかが大事です。

決める権限がないなら判断力だけでは解決しない

責任だけが増え、金額や人員を決められないことが問題です。例外対応も決められないなら、判断力だけの問題ではありません。

「判断が遅い」と責める前に、その人が決めてよい範囲を言葉にすべきです。

厚生労働省の心理的負荷による精神障害の認定基準では、仕事の裁量性の欠如は心理的負荷の総合評価を強める要素です。

上司へ確かめる境界
  • 自分で決めてよい金額・時間・例外
  • 二次対応を上げる条件
  • 人員やシフトの変更を決める人
  • 判断が分かれたときの最終決定者

権限の境界が見えれば、上げすぎと独断の両方を減らせます。

かなめ

責任だけ渡して権限を渡さないのは、育成ではありません。

相談先がないなら向き不向きより仕組みを疑う

二次対応や人員判断を上げる先がない状態は、本人の性格では変えられません。

相談に対応する担当者をあらかじめ定めること。

引用:厚生労働省「職場におけるカスタマーハラスメント対策」

この指針はカスタマーハラスメント対応について、相談担当者を先に決めるよう事業主へ求めています。重い二次対応をSVの根性だけに預けず、「誰へ上げるか」を会社側が決める根拠です。

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見分ける問い一時的構造的
相談先がいないのは?担当者の休みや一時的な欠員毎回、上げる先がない
判断が止まるのは?例外案件のみ通常業務でも権限者が不在
改善を上げた後は?期限と担当が決まる毎回「現場で工夫」で終わる
かなめ

支援ゼロの席に置いて、本人の適性だけを採点するのは順番が逆です。

苦しさが自分のせいか、センターの仕組みかを切り分けたい人へ。

参考記事:コールセンターSVがきついのは自分のせい?3つの質問で切り分け

上司へ聞く言葉は、「研修担当はだれか」「決めてよい範囲はどこか」「相談先はだれか」の3つです。

かなめ

向いてる人を消耗させる職場はあります。適性と環境は、別の話です。

コールセンターSVは打診前に4つの仕事で試運転する

SV打診前に試す4つの仕事

コールセンターSVに向いてる人かどうかは、性格診断より一部業務の手応えで確かめるほうが現実的です。できたか、教われば変わるか、消耗しすぎないかの3点を見ます。

私の打診前

私は上司から「次のSV候補として考えている」と打診されました。SVが1名抜けるための欠員補充でした。

打診前から新人教育とエスカレーション対応は任されていました。

打診はうれしかったです。でも直後には、「自分より経験の長い人を管理できるのか」という不安が来ました。

給料が上がる喜びより、責任が増える怖さのほうが大きかった。ここは格好よく言えません。

さらに迷ったのは、昨日まで一緒に愚痴を言っていた仲の良いオペレーターを、翌月から評価する立場になることでした。打診を素直に喜べないのは、管理職に向いていない証拠ではありません。

以下の4つすべてを、私が打診前に試したわけではありません。判断材料を増やすための提案です。

STEP
現SVの二次対応かモニタリングへ同席する

事実の拾い方、判断の順番、上位者へ上げる境界をメモします。

STEP
1件だけフィードバックする

事実・影響・次の行動の順で1点だけ返します。確認点は、相手が次に動けたかです。

STEP
短い朝礼か周知を1回担当する

チームが次に何をするかを短く伝えます。準備時間と実施後の消耗も記録します。

STEP
1指標の前日差と現場事実を説明する

説明するのは数値の増減と背景です。分からない点は、現SVに見てもらう形です。

同席と1件のフィードバックで人を通す仕事を試す

試運転の入口

現SVへの同席か、1件のフィードバックから試すと、判断材料が増えます。

厚生労働省の企業関係者向けマイジョブ・カードでも、実際の仕事ぶりを記録し、育成や配置へつなげる方法を示しています。

3つの観察点
  • 相手の話から事実を拾えたか
  • 自分の答えを押しつけなかったか
  • 相手の次の行動が明確になったか

1回で上手くできなくても、助言の後に行動が変わったかも記録の対象です。

かなめ

打診へ即答するより、1業務を任せてもらうほうが判断材料になります。

朝礼と1指標の説明で全体を見る仕事を試す

朝礼は、人前で滑らかに話せるかを測る場ではありません。

チームが次に何をするかを、短く伝えられるかを見ます。

コンタクトセンターのマネジメントに必要な知識やコンピテンシーを体系化し

引用:日本コンタクトセンター教育検定協会「コンタクトセンターマネジメント 公式テキスト サンプル」

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記録すること見るポイント
準備にかかった時間整理すれば短くなるか
説明後に来た質問情報が抜けたか、質問しやすかったか
実施後の消耗回復できる範囲か、続けると厳しいか

話し上手でなくても、準備で補えるなら不向きとは言えません。

かなめ

話し方の華やかさより、職場が次に動けるかを見ます。

育成条件を聞いて受ける・保留・断るを決める

試運転の手応えだけで返事を決めるのは早いです。

打診で聞く3点

上司へ「試せる期間」「教える人」「元の役割へ戻る条件があるか」を聞きます。

厚生労働省の事業内職業能力開発計画も、職務・レベル別に必要能力と訓練を整理する考え方です。

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状態判断上司へ返す言葉の例
5行動があり、支援もある受ける「役割と育成条件を確認できたので、挑戦します」
苦手・支援あり条件を確認して保留「1業務を試し、結果を見てから答えます」
研修・権限・相談先がない断る・元の役割を希望「支援条件が整うまでは引き受けられません」

試運転期間や元の役割へ戻る仕組みは会社ごとに違います。だから、打診の場では有無の確認が先です。

かなめ

4つ全部を試す必要はありません。自己判定表で△の1項目だけ選び、上司へ依頼すれば判断は進みます。

すでに着任し、試す余力もなく役職を降りたい人へ。

参考記事:コールセンターSVを辞めたい|役職だけ降りるなら5つが変わる

かなめ

「昇進だから受ける」が一番危険です。1業務と支援条件を見ます。

コールセンターSVに向いてる人のよくある質問

残りやすい疑問に、結論から答えます。

高成績ならSV向きですか?

高成績だけでは決まりません。オペレーターの応対力と、管理・指導・エスカレーションを担うSVの役割は同じではありません。見るのは、周囲への声かけや勤怠、感情の安定です。

話すのが苦手でもSVになれますか?

流ちょうさより、順番と期限を言葉にできることが重要です。SV業務にはKPI管理とモニタリングがあります。育成やエスカレーションも担う仕事です。

リーダー向きならSVにも向きますか?

5つの行動は共通しますが、役職名だけでSV適性は決まりません。センターごとに、リーダーとSVの権限・責任の範囲が違います。最後に、引き受ける業務と育成条件の確認が必要です。

SVに向いていないなら断れますか?

その場で即答せず、役割・育成・戻れる条件を確かめて答えます。私がSV候補を見ていたとき、断られた理由で一番多かったのは「責任が増える割に給料差が小さい」、次が「人を管理したくない」でした。私は無理に昇格させませんでした。断った場合の評価は会社の制度に関わるため、上司へ直接確認するのが確実です。

SVの仕事を近くで見て、やりたくないと思ったら?

断る判断もありです。私が見た人には、新人教育ができて数字も良い、信頼されたSV候補がいました。

その人は「SVになる前に転職したいです」と話しました。理由は「SVの仕事をずっと見てきて、自分がやりたい仕事ではないと思った」からです。

できることと、やりたいことは別です。

かなめ

高成績も話術も、決め手の一部です。最後は行動と支援条件を見ます。

自分の迷いに近い1問を読んだら、自己判定表の該当行へ戻るか、試運転する1業務を決めます。

5行動を試してSVの打診に答えを出そう

コールセンターSVに向いてる人は、最初から全部できる人ではありません。

今ある5行動の実例を書き、3スキルは練習し、職場3条件は上司へ確かめます。

私も打診されたとき、うれしさだけでは決められませんでした。

最初の1か月で一番困ったのは、正解が分からなくても判断を求められること。オペレーター時代なら「SVに聞きます」で済みましたが、SVになるとそのSVが自分でした。

一度はやってみてもいい。ただ、「昇進だから受ける」が一番危険です。

受ける前に確かめること

給料・残業・見る人数・責任範囲・評価制度・夜間休日の連絡です。

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自分の状態答えその日の1歩
5行動・支援あり受ける任せてもらう1業務を決める
苦手は補える、支援あり条件を確認して保留「1件だけ見てもらえますか」と頼む
研修・権限・相談先がない断る・元の役割を希望支援条件を整えるよう伝える
人を育てる手応え

私は、自分が育てたオペレーターから何人もリーダーやSVが出たことを、自分の数字より誇りに感じています。

人に任せて育てる側では、5つの行動が日々の手応えになる仕事です。

読み終えたあなたは、自分に出ている行動と補いたいスキルを分けて話せます。会社に求める支援も、曖昧な不安のままにはなりません。

受けるなら納得して挑戦できる。保留や辞退を選ぶときも、確かめた条件をもとに自分で決めたと言えます。

今日の1歩

やることは1つです。自己判定表へ実例を書くか、上司へ1業務の試運転を頼むか、自分の段階に合うほうを選びます。

職場条件が変わらず、外へ出ると決めた人だけ次の記事へ進んでください。

参考記事:コールセンターSVから転職|管理職のまま行ける先は3種類

かなめ

受けるのも断るのも、自分と職場の条件を分けた後でいいんです。

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この記事を書いた人

元コールセンターSV・営業マネージャー。新入社員のオペレーターから入り、リーダー、SVを経て営業マネージャーに。SVと営業マネージャーを合わせて14年、常時およそ50席・配下のSV約10名を見てきました。これまでの部下は延べ1,000人以上です。今は現場を離れ、管理者の側から「SVのつらさの正体」と「続ける・辞める・次の行き先」を本音で書いています。

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